NIKON

ニコンフィルム&フォトコンテスト 2024-2025 審査員

写真部門審査員

マキシミリアーノ・ブランコ

アクションフォトグラファー
アルゼンチン

情報がかつてないスピードで流れる今日の視覚重視の世界では、画像の力に向き合い、評価する時間が足りないことがあります。世界で最も権威のある写真コンテストの一つであるニコンフィルム&フォトコンテスト 2024-2025の審査員に招待されたことは、非常に名誉なことであるだけでなく、立ち止まって視覚的なストーリーテリングの芸術を称える、またとない機会でもあります。
この分野のプロフェッショナルとして、私は独創性や、本物の感情を捉える能力、あるいはメッセージや物語を伝えるための構図や光の使い方の価値を認めています。このニコンフィルム & フォトコンテストで披露される多様なスタイルと視点が、参加者と審査員の双方にとって、この経験を真に刺激的で豊かなものにすると確信しています。
私は、写真に対する経験と深い情熱を持って、応募作品の創造性と才能を尊重し、公正で思慮深い評価プロセスに貢献することを約束します。
私は世界各地から集まる作品を心から歓迎します。

バイオグラフィ

マキシミリアーノ・ブランコ (1984年生まれ、アルゼンチン・ブエノスアイレス出身 ) は、現在コロンビアを拠点に活動するアクションフォトグラファーで、レッドブルとの仕事や、一流エージェンシーであるゲッティイメージズとのサイクリングスポーツにおける独自のコラボレーションで知られている。また、ラテンアメリカのニコンクリエーターズチームのメンバーでもある。
写真の世界での彼の旅は、 2004年にプリンターとフォトラボのマネージャーとして働くことから始まった。その間、フォトジャーナリズムとストリート写真に専念し、『Argentina Duerm』 (2006~2010年)、『Tragedia de Cromagno』 (La Nación、2006年、『El Día del Granizo』 (Clarín、2006年)などの重要なプロジェクトに参加し、 2007年には 『Carcel de Caseros』、2013年に 『Ykua Bolaños』 などを記録した。
2010年以降、マキシミリアーノはアクション写真にそのキャリアを集中させ、その情熱を動きと感情の本質をとらえる芸術へと昇華させた。そしてさまざまな国でサイクリングやエクストリームスポーツのユニークな瞬間を撮影してきた。
写真家としての活動に加え、 2021年からは、ラテンアメリカ各地でインスピレーションに満ちた教育的な講演を行い、写真分野における新たな才能の育成にも力を注いでいる。

※審査員からのコメントは審査員の見解や意見であり、必ずしも主催者の見解や意見を反映するものではありません。
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