コメント

私は、地球の表面にあるものを写すのではなく、内面の世界を探るようなものを捉える写真家になりたいと思っています。私は、ソフトで、センチメンタルで、やさしい性格と人とは違う考え方を持っています。私は、俗物と呼ばれるものに抵抗したいと考えています。私は、文化的な反乱や、内面の感情の爆発をとらえ、それらを記録したいと考えています。コンテクスト、画像、と自身の考えにフォーカスしたいと思っています。アーティストとして、私たちは、自分たちの仕事を通して自分たちの時代といううものを、表現する必要があると同時に、生命や精神性についてもあるあわすべきだと思います。現代社会における変化の早さは、私たち自身に、静かにしていることや、ゆっくりとすることを忘れさせています。また、私たちの、個人を尊重するという考え方も失いつつあります。そのような中で、もはや、シンプルに生きるという生き方や、その喜びを感じることができなくなってきます。私たちは、所有欲といったものから解放されないといけないのです。昔に戻りましょう。空に星が溢れていあた子供時代の思い出はまだ、そこにあります。私たちの夢の中の川にいきましょう。人生の大切な意味を心と魂で感じ取れるような心を育むために、フレッシュな空気と、水を感じましょう。これらの作品は、初恋、屋外での映画鑑賞、文化革命時代のデート・・・・といった、私の子供時代と若いときの思い出で構成されています。