Nikon Photo Contest 2014-2015

Generation N:受賞者

untitled

Katharine

カナダ

コメント

これは見る人によっていろいろな方法で解釈できた写真です。柔らかな光に沿って立ち昇る柔らかな煙と穏やかな表情は、この写真が苦闘の後かもしれないことを示唆しています。この作品は、困難の時をくぐり抜けたとき、どのような感じがするだろう、ということを目に見える形で擬人化してみたものです。苦悶の炎が鎮まり、あなたは後に残った煙と共にいる。それがどのような困難であり、暗黒の時であったかは、見る人によって違うでしょう。なぜなら、各人がそれぞれ異なる苦悶を伴う異なる困難を経験し、それが各人の人生において影響を与えているからです。この作品は、私にとって多くの意味を持ち、私の作品がこのように大規模で立派なフォトコンテストでニコンに認められたことを非常に感謝しています。

この写真は私の友人の家のリビングで撮影されました。友人と私は、すべての家具を邪魔にならない場所に動かし、より柔らかく自然な光が入るように、窓の前、中央に肘掛け椅子を置きました。離れて端に置いたスモークマシンからの煙が常に変化するため、私は絶え間なく撮影しなければなりませんでした。おかげでこの撮影が終わったときには100枚以上の写真が残されました。

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